正しいダイエット計画の立て方

基礎代謝とは一日中寝ていたとしても消費するカロリーのことです。

人間は生命を維持するために、呼吸をしたり、心臓を動かしたり、体温を維持したり、脳を動かしたりと自分でも気付かないうちにエネルギーを消費しています。

この生命維持のために必要な最低限のカロリーのことを基礎代謝といいます。

女性であれば900〜1200kcal位が一般的です。

これに仕事や運動で消費されたカロリーを足して1日の総消費カロリーが計算されます。

基礎代謝が1200kcalで、
1日の総消費カロリーが1600程度の人の場合、上の例に挙げたように1日あたりマイナス720kcalをつくろうとすると、1日に摂取出来るカロリーが820kcalとなり基礎代謝以下となります。

こうなると人間の身体は省エネモードになってしまいます。
具体的には

• 痩せにくくなる
• 代謝が落ちるので疲れやすくなる
• 元の食生活に戻した時太りやすくなる

ということになるので1日につくれるマイナスのカロリーを減らすか、運動で消費カロリーを増やすかしなければなりません。

いくら設定したカロリー内だからといって、その全てを「お菓子」や「ジュース」で摂取していたとしても脂肪は減りません。

体重は落ちているけど、ほとんど脂肪は減っておらず実は筋肉が落ちていたという場合もあります。

脂肪をエネルギーに変えるときはビタミンやミネラルといった栄養素が必ず必要になってくるので野菜、魚介類、海藻、ナッツ類などしっかり摂取しましょう。

実際にカロリー計算でダイエットをされたことのある方でダイエットに成功された方はご存知だと思いますが、計算通りにはなかなかダイエットは進みません。

しかし何事にも基本は大事です。無理なダイエット計画を立ててしまっていないか確認できる手段の一つとして絶対に覚えておいて下さい。