27年度最後の授業と脳科学的『思いやり』

こんにちわ!お久しぶりです。
『軸をつくる』なんて言ってますが年々『軸』ってものが分からなくなってきている山辺です。

先日『ブログの神』と僕が勝手に呼んでいる方のされている
お店『any』でご飯を食べているときに

『今年はちゃんとブログを書きます』

という約束をしてしまってからはや数日。。。やっと書きます!

(なんせこのanyのオーナーは自分で出した初めての店『es』から『イロドリ』『any』と1日も欠かさずにブログを更新されているんだそうです^^)

 

昨日、ダンス&アクターズ専門学校での27年度最後の授業が終わりました。

最後の授業は一生忘れることのない思い出に起こる授業、というか忘れたくても忘れられないようなきつーい授業ををしようと思い意気揚々と教室へ向かった次第なのですが、

『3日後に舞台が!』

という生徒がいた為あえなく断念。。。
いつも通りに近い内容に変更して、さらに最後なのでリラックス多い目という内容になりました。

体幹をやったり、ストレッチポールに乗ったりお互いの体をマッサージ、ストレッチしたり
まぁいつも通り難なく終わっていきいました。

生徒同士ペアでふくらはぎのマッサージをしてもらっていた時なんですが
一人ものすごーく痛がる生徒がおりました。

特に珍しいことではなく「ジャンプ」や「つま先」で
立つことの多いダンサーではよくあることです。

ペアでマッサージしているので、
もちろん交代して次は痛がっていた方がマッサージをする番になって
『こんな痛いこと出来ひーん!』

 

僕が彼女の立場ならガッチガチにいくとこですが
この子はきっと優しいのでしょう。
自分がされて痛いことは人には出来ないというのです。

でも『それは優しさなんかじゃなくて、本当の優しさとは何か!』
ということをコンコンと説明した上で
本人も渋々!というか痛がる相手を見て
ちょっと楽しみながらやってるようにも見えましたが
やってもらいました^^

少し話が変わりますが
実はこの時、この生徒の脳の中で起こっていることが
なかなか面白いんです。

 

『思いやり』という良く分からないものの
なんたるかを脳科学的はこんな感じで説明しています。

例えば料理をしている時、包丁で左手の人差指を切ったとしましょう。
あんまり痛くなさそうで、ピンと来ない方は
『ざっくりと指を切り落とした』パターンでよろしくお願いいたします。

この時、本当に切った人の脳では、脳の一番外側にある
『大脳新皮質』の『感覚野』と呼ばれる場所にある
「左手の人差し指」に対応するところが反応しています。
専門的には『興奮』していると言います。

ここで興味深いのが実際に切った人の脳が興奮するのはもちろんなのですが、
切ってない人でも同じ場所が興奮しているところです。

 

つまり実際には『切って』いなくても
脳の中では『切って』いるのと同じことが起こっているらしいんです。
試しに『指 切る 画像』で検索してみてください。
素敵な画像が画面いっぱいに広がります。

その瞬間あなたの体には何も起こっていないにもかかわらず
脳の『大脳新皮質の感覚野、指担当』は『指切れたー』ってな感じで
大騒ぎなんです。

御察しの通り、
まだまだ分からないことの多い、でもなんか凄いもの!
として扱われる『脳』は
案外、おバカさんなんです。

少しかわいいやつに思えてきませんか?

しかしこの脳の『勘違い』のおかげで
相手のことを、自分のことのように考えたり
痛みを分かち合えたりするんだそうです。

ようするに『思いやり』ってやつですね。

さっきの生徒もきっとこんなことが脳の中では起きていたんでしょう。

これからも色々自分で痛い思いをして
他人を思いやれるダンサーに育って欲しいです。

卒業おめでとうございました!